進むお薬手帳の電子化


皆さん、こんにちは!
今日はお薬手帳についてのお話です。

薬剤師さんにはお馴染みのお薬手帳。
2012年4月以降すべての患者さんに発行されるようになり、患者さん側にもその存在がかなり浸透してきましたね。
ただ、私の周りを見ると「あまり病院・薬局に行くことがない」という人の中には、あまりよく知らない人もいるみたいです。
ちなみに私は通院をしている身なので、お薬手帳の愛用者です^^

さて、そんなお薬手帳ですが、近年では電子化への動きが高まってきています。
まぁ・・これだけ電子端末が普及している中では、当然の流れなのかもしれません。
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川崎市では、平成23年から宮前区で試験的にソニー株式会社の提供する電子お薬手帳が導入されてきました。
それがこの秋から川崎市内全域に、サービスが拡大されます。
実際に使ってみて「これは良い」という声が多くあがった故の結果ですね。

ここで一度、電子お薬手帳について勉強したいと思います。
まず、電子お薬手帳とはどんなものなのでしょうか。

《川崎市で採用されている電子お薬手帳とは》

様々な交通システムや電子マネーで使われている非接触ICカード技術『FeliCa(フェリカ)』を利用したお薬手帳。
利用者の個人情報とお薬に関する情報を分離してクラウド上に保存し、個人情報を守りながらデータを記録する。
実際の利用方法は、薬局で専用端末にお薬手帳となる専用カードをかざすだけで、調剤履歴の閲覧・記録を行うことが可能。
スマートフォン用アプリケーションをインストールすることで、モバイル端末からも情報が確認できる。
また、調剤履歴だけでなく、診察時の症状・服薬による副作用・アレルギー等の各種情報も記録可能。

《電子お薬手帳の何が良いの?》

◇利用方法がシンプルで、手を煩わせることなく記録ができる
◇お薬手帳や記録シールの紛失時にもデータが残り、継続的な管理が可能
◇家族も登録でき、家族間での情報共有がしやすい

簡単に言うと、Suica・PASMO・おサイフケータイの、お薬手帳版ってことですね。
機械にピッ!で記録と履歴の閲覧ができる・・便利です!
薬局へ行くときにお薬手帳をうっかり忘れ、もらったシールを貼る前に失くしてしまった経験のある私には、もってこいのサービスです。
IMSのなかよし薬局では、まだ電子お薬手帳のサービスを実施している店舗はありませんが、近い将来はどこの薬局・薬剤師さんにも『当たり前』のシステムになるかもしれません。

《もっと知りたい!という方へ》

詳しくはこちらかから、電子お薬手帳について知ることが出来ます。
ソニー株式会社:ニュースリリース
川崎市薬剤師会:電子おくすり手帳の導入について(PDF)

ちなみに、この電子化への動きは神奈川県内でも高まっており、県が主体となって『神奈川マイカルテプロジェクト』が推進されています。
これは、慶応義塾大学との共同研究・共同実験として、お薬手帳の電子化による効果等を検証するためのプロジェクトです。
現在は藤沢地域を中心に実証実験が行われていますが、このプロジェクトの結果によっては、急速に神奈川県内薬局での電子化が進むことになるかもしれませんね。

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