働くママの割合、神奈川は最下位


皆さん、こんにちは!
昨日は風がすごかったですね、小田原の方では停電もしたとか・・
大丈夫でしたか??

最近、働く女性についてこんなニュースがありました。
日本経済新聞:働くママの割合 島根1位、神奈川最下位

総務省の調査によると、育児をしながら働いている女性の割合は島根県が74.8%で全国1位と、全国平均の52.4%を大きく上回っていることがわかったそうです。
その一方で神奈川県は41.1%、全国最下位の割合だったそう。
理由として、東京都内で働く女性が多く通勤時間が長いため、育児と仕事の両立が難しいということが挙げられています。

働きたくても働けないの?

もちろん、全ての女性が『働きたい』と希望しているわけではありません。
それでも働きたいと希望しながら、働く環境を見つけられない人も少なくないでしょう。
その理由は、ニュースにもある通り通勤時間の問題だったり・・
また、時短勤務やパート勤務で条件に合う職場がなかったり・・
もしくは、働いている間にお子さんを預けられる施設がない、協力してくれる家族・親戚が近くにいない、ということだったり・・

私たちのところへも、育児をしながら働きたいという相談が寄せられます。
その内情は実に様々で、一概には働くママの現実を語ることが出来ません。

女性が働きやすい社会とは

やはり重要になってくるのは、子どもを預けられる環境整備だと思います。
看護師であれば、病院に託児所が完備されているケースが多くありますが、薬局だとなかなかそうもいきません。
そこで、働く『ママさん薬剤師』が多く利用するのが、地域の保育所です。

横浜市では、数年前には全国ワースト1と言われていた保育所の待機児童数が、今では0になりました。
これは市が保育施設の拡充や、子育て支援策の充実に力を入れた結果です。
一方で、まだまだ待機児童が多く存在する地域もあります。
民間の力だけでは難しい部分も含め、公的機関が積極的になってくれると嬉しいですね。

その他にも、子育てに協力的な企業が増えています。
独自の支援・補助があったり、子育てと両立しやすい勤務体制を整えていたり。

会社全体、ひいては地域社会全体で子育てをする女性への理解を深めていくことが出来たら、神奈川県での働くママの割合も増えていくのではないでしょうか。

母と子

ワーク・ライフ・バランスを考える

職種を問わず、仕事が私たちに与えてくれるものは多くあります。
労働の対価として支払われる給与、仕事そのものの遣り甲斐、職場で出会う様々な人たち。
もし、働きたいという希望を少しでも持っているのであれば、まずは『どういう形であれば働けるのか』を考えてほしいのです。
「どうしたら(どんな仕事・働き方なら)家事と両立できる?」
「どうしたら(どんな仕事・働き方なら)子育てと両立できる?」
「仕事と家庭、どんな風に続けていきたい?」
その希望は、まさに十人十色。
それでも、最初から諦めてしまうのはもったいないなぁと思っています。

再び働く一歩を踏み出す

医療・福祉の業界を良くしようと考えたとき、資格を持つ専門職の方たちが大きな力になります。
私たちに出来ることは、『医療のプロ』ではなく『医療従事者の転職・就職のプロ』として、より良い職場をご紹介することです。
まずは『こんな職場で働きたい』『こんな働き方をしたい』など、なんでも相談していただければと思います。
あ、ブランクが心配な方は無料の薬剤師復職支援研修もやっていますよ♪

私も一人の女性として(結婚もしていなければ子どももいませんが・・)、女性であること・母であることが働く上でネックにならない社会を望んでいます。

進むお薬手帳の電子化


皆さん、こんにちは!
今日はお薬手帳についてのお話です。

薬剤師さんにはお馴染みのお薬手帳。
2012年4月以降すべての患者さんに発行されるようになり、患者さん側にもその存在がかなり浸透してきましたね。
ただ、私の周りを見ると「あまり病院・薬局に行くことがない」という人の中には、あまりよく知らない人もいるみたいです。
ちなみに私は通院をしている身なので、お薬手帳の愛用者です^^

さて、そんなお薬手帳ですが、近年では電子化への動きが高まってきています。
まぁ・・これだけ電子端末が普及している中では、当然の流れなのかもしれません。
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川崎市では、平成23年から宮前区で試験的にソニー株式会社の提供する電子お薬手帳が導入されてきました。
それがこの秋から川崎市内全域に、サービスが拡大されます。
実際に使ってみて「これは良い」という声が多くあがった故の結果ですね。

ここで一度、電子お薬手帳について勉強したいと思います。
まず、電子お薬手帳とはどんなものなのでしょうか。

《川崎市で採用されている電子お薬手帳とは》

様々な交通システムや電子マネーで使われている非接触ICカード技術『FeliCa(フェリカ)』を利用したお薬手帳。
利用者の個人情報とお薬に関する情報を分離してクラウド上に保存し、個人情報を守りながらデータを記録する。
実際の利用方法は、薬局で専用端末にお薬手帳となる専用カードをかざすだけで、調剤履歴の閲覧・記録を行うことが可能。
スマートフォン用アプリケーションをインストールすることで、モバイル端末からも情報が確認できる。
また、調剤履歴だけでなく、診察時の症状・服薬による副作用・アレルギー等の各種情報も記録可能。

《電子お薬手帳の何が良いの?》

◇利用方法がシンプルで、手を煩わせることなく記録ができる
◇お薬手帳や記録シールの紛失時にもデータが残り、継続的な管理が可能
◇家族も登録でき、家族間での情報共有がしやすい

簡単に言うと、Suica・PASMO・おサイフケータイの、お薬手帳版ってことですね。
機械にピッ!で記録と履歴の閲覧ができる・・便利です!
薬局へ行くときにお薬手帳をうっかり忘れ、もらったシールを貼る前に失くしてしまった経験のある私には、もってこいのサービスです。
IMSのなかよし薬局では、まだ電子お薬手帳のサービスを実施している店舗はありませんが、近い将来はどこの薬局・薬剤師さんにも『当たり前』のシステムになるかもしれません。

《もっと知りたい!という方へ》

詳しくはこちらかから、電子お薬手帳について知ることが出来ます。
ソニー株式会社:ニュースリリース
川崎市薬剤師会:電子おくすり手帳の導入について(PDF)

ちなみに、この電子化への動きは神奈川県内でも高まっており、県が主体となって『神奈川マイカルテプロジェクト』が推進されています。
これは、慶応義塾大学との共同研究・共同実験として、お薬手帳の電子化による効果等を検証するためのプロジェクトです。
現在は藤沢地域を中心に実証実験が行われていますが、このプロジェクトの結果によっては、急速に神奈川県内薬局での電子化が進むことになるかもしれませんね。